令和7年度 森造り協力事業(水源涵養)の実施報告

令和7年10月25日(土)、森造り協力事業(水源涵養)を実施しました。

今年は天候不順と熊の出没による危険性から開催が懸念されましたが、無事に長野県木曽町にて水源涵養事業(森造り協力事業)を実施することができました。特に熊対策として、熊鈴や撃退スプレーの携行、爆竹を鳴らしてからの入山など、安全対策を徹底した結果、熊に遭遇することはありませんでした。

出発予定は午前7時でしたが、私の遅刻(深酒のため…)により、やや遅れての出発となってしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。

午前中は、川正奥生産森林組合および木曽町建設農林課のご協力のもと、水源涵養のための間伐作業を行いました。今年も昨年同様、枝打ちではなく、森林から木を間引く伐採作業を実施しました。今回は新品のノコギリを使用したため、前回よりも労力は軽減されましたが、作業自体は依然として重労働です。木を一本切るだけで汗だくになります。作業前後を比べると、森林への日差しの量が大きく変化しており、間伐の重要性と森林保全の大変さを改めて実感しました。

 

 

午後は、義仲館および木曽町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」を見学しました。義仲館では、木曽町にゆかりのある木曽義仲公や巴御前に関する展示が行われており、ラップ調の歌詞で義仲を紹介するアニメ動画は秀逸で、義仲の生涯の流れがよく理解できました。

 

 

木曽町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」は、平成26年の噴火災害を契機に設置された施設で、御嶽山の自然・文化・防災について学べる場所です。噴火の概要や救助・救出活動の様子、噴石の威力、生存者の証言などがビデオで紹介されており、火山災害の教訓を学ぶことができました。

 

 

今年も大きなトラブルや怪我もなく、無事に帰名することができました。参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。来年もよろしくお願いいたします。